みなさんこんにちは。
三篠チェス将棋サークルのMasa です。
チェスが好きな人も、そうでない人も、
Chessを知れば楽しいひと時にもりあがれる、かもしれません。
ちょっと見ていってくださいね。
Puzzle 解説
前回のブログ(みささチェスログ 2025年6月1日 )で取りあげた局面で、白番はどうするのがいいでしょう。
そして、この局面で有利なのはどちらでしょう。
というお話でした。
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| 前回の局面 |
局面の分析
数・量
お互いの軍ぜいの数を整理してみると、
黒: Queen 1, Rook 1 , Bishop 1, Night 1 , Pawn 6
白: Queen 1, Rook 1 , Bishop 1, Night 1 , Pawn 5
で、黒がポーンひとつ 多いですね。
その分 黒が勝っているといえそうです。
ポーン以外のピース の強さは互角です。まだどちらが勝つとは言えません。
組織の質
次に、駒の配置はどうでしょう。
まず、全体的に黒が押しているように見えます。
中盤の横すじ(「ランク」というよ)5を超えて4へ、黒のピースは2つも進出していますね。
その分、駒の利きが広がるので有利になります。
黒番の状況
黒のポーンの形はどうでしょう。
ななめの利きを活かして くさりのようにつながっているね。(これをPawn Chain(ポーン・チェイン)というよ。)これもいい点と言えます。
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| Pawn Chain |
ただ、黒キングの前のポーン3つは 初めから動いてなくて、いま 黒キングは横にしか動けません。
もし 白が8のラインに来て横にキングを攻撃したら、キングはにげることができず、チェックメイト(王手つみ)となってしまうから、このままでは危ないかも。
黒ポーンは、たてすじ(「ファイル」というよ)のdを筆頭に 前にせり出ていて、その後ろがぽっかり空いていますね。
この空いた空間、ポーンの後ろが弱点になりそうです。
白はそのあたりを攻めていきたいですね。
白番の状況
白の陣形を見ていきましょう。
白のポーンは 3と4のランクあたりでジグザグに組まれています。これもチェインになっているね、でも 全体が少し前に出ている感じ。
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| 白のPawn Chain |
他のピースは、ポーンの後ろに それぞれ構えているね。
どちらの陣形が理想?
さて、ここで黒と白の 組織のちがいは なんでしょう。
…それは、
中駒以上のピースが ポーンの前にいるか、後ろにいるか、ではないでしょうか。
ポーンは、利きが斜め前だけ なのに対し、
ピースは、どれもポーン以上の利きの広さ がある、
だから、「なるべくポーンにぶつからないように 攻撃はんいを広げたい」
と思うあなたは、黒タイプ(この対局では)。
この戦局をどうみるか
ポーンの後ろか前か、どちらがいいとは言えません、作戦やその時の局面によります。
あとは好みです。(笑)
とはいえ、
いかに戦場をかいくぐって、目的まで達するか、
それを予想して、実行する、
だめなら、他のやり方を考える。
この考えはみな同じでしょう。
そうやって楽しめるのが Chess がパズルのようだと言われる由縁です。
Chessは 一手ごとに しか動かせません。
そして、次がどちらの順番か、これが最もかん心です。
次の一手は?
さて、黒は 白キングの目前までせまって来ていて、白はちょっと押され気味。
でも、次は白番からです。
まだ望みはあります。
ここで、注意点をひとつ。
もうお気づきの方も多いと思いますが、
黒ナイトは 次の一手で KingとQueenを同時攻撃(Ne3+ (「+」は王手の意味))するでしょう。これを ロイヤルフォーク、というんでしたね。
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| Royal Fork、これだけは避けたい |
白は、この攻撃をそのまま受けるわけにはいきません。
何とか防ぎきるか、会心の一手をひねり出したいところです。
が、つかれたので今日はここまで (笑)
この続きは また次回とさせてくださーい。





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